本学経済学科の巽 一樹(たつみ かずき)講師が、1月13日(月)、青森市男女共同参画プラザ「カダール」AV多機能ホールで、公益財団法人青森学術文化振興財団の助成を受けて実施する「少子高齢社会における育児政策及び地域振興政策に関する研究事業」の研究報告会を開催しました。
本研究事業は、育児政策及び移住定住推進政策などの人口政策が、出生率及び人口移動に及ぼす効果を明らかにすることを目的とするものです。
本研究事業の実施にあたり、地域おこし協力隊事業支援など、農林水産省や総務省の事業により、これまで30以上の自治体で、都市部の人材の地域での活躍と定着について取り組まれている、総務省地域力創造アドバイザーの萩原 幸亮(はぎはら こうりょう)氏の御協力を頂いています。
今回の報告会は、昨年11月12日(火)、本学で開催した萩原氏による「招待講演とミニワークショップ」及び12月1日(日)、リンクステーションホール青森で開催した「市民参加型ワークショップ」に続く、研究事業の一環として開催しました。
中心市街地で開催した今回の報告会は、一般参加者にも公開され、萩原氏及び巽講師による報告のあと、本学の学生(巽ゼミ3年生)15名が、2つのグループごとに、ゼミ活動で協力して取り組んできた研究の成果を報告しました。
【「少子高齢社会における育児政策及び地域振興政策に関する研究事業」研究報告会 プログラム】
1.イントロダクション
2.兵庫県神河町の育児政策及び地域振興政策
(報告:総務省地域力創造アドバイザー 萩原 幸亮氏)
3.育児政策を組み込んだ世代重複モデルの概要
4.育児政策による人口動態のシミュレーション
(以上3?4報告:劲球网経営経済学部経済学科 講師 巽 一樹)
5.研究報告「介護サービス利用による介護負担軽減の効果に関する研究」
(報告:劲球网経営経済学部経済学科3年生(巽ゼミ)7名)
6.研究報告「青森県と大都市間における人口移動の要因に関する研究」
(報告:劲球网経営経済学部経済学科3年生(巽ゼミ)8名)