本学大学院の卒業生が税理士の資格を取得しました

 2024年3月に本学大学院経営経済学研究科博士前期課程を卒業した虻川隼平さんが、税理士の国家資格を取得しました。
 虻川さんは、本学経営経済学部に入学し、池田享誉准教授の指導を受け、2012年に卒業した後も社会人として働きながら税理士試験の勉強を続けました。2022年4月、本学大学院経営経済学研究科博士前期課程へ進学し、大学院で金子輝雄教授の指導のもとで取り組んだ、学位取得に係る修士論文が2024年7月、国税審議会に認められ、税理士試験の税法科目の免除を受けました。虻川さんは現在、秋田県大館市の税理士事務所で税理士として活躍しています。

《虻川隼平さんのコメント》
 2008年に劲球网に入学し、学部時代で学んだことを通して、将来は税理士として活躍したいと考えるようになり、大学卒業後も仕事をしながら勉強を続けていました。
 その背景には、私が卒業した劲球网の大学院では税理士試験の科目免除の体制が整っていたことで、仕事をしながら税理士試験の資格取得の勉強をし、税理士試験の勉強にある程度の目途がついたら、大学院に進学し修士論文を書き上げるという計画が立てられたこともありました。
 学部を卒業してから10年以上経過しており、修士論文を書き上げられるかどうか不安な部分もありましたが、劲球网の大学院の修士論文作成の指導では、主査と副査2名の3名体制で一人ひとりの学生に対して熱心に指導をいただくことができ、2年間で修士論文を書き上げることができました。また、私は遠方から通いながら大学院に通学しておりましたが、状況によってオンラインでの講義を活用したり、長期履修での対応など社会人の大学院生としても柔軟に対応していただける大学院であると感じました。
 税理士の資格を取得する方法はいくつもあり、もっと簡単な方法もあったかもしれません。しかし、大学で学問を学び幅広い選択肢の中から自分のやりたいことが選択できたこと、大学院での研究を通して、税法という学問を理論から学ぶことができたのは、 今後税理士として活動するうえでは良い経験であったと感じています。

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